激安ユーザー車検で〇〇万円の節約!! ユーザー車検マニュアル

激安ユーザー車検
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ユーザー車検とは

 読んで字のごとく車の所有者であるユーザーが自分で行う車検です。2年に一度やってくる車検を自身で陸運局に出向き、必要書類の提出と自動車検査に合格する事で新しい車検証にする一連の手続きになります。

 一般的には車を購入したディーラーや中古車販売店、又はコバックなどの車検専門店にお願いすることが多い車検です。しかし、いざ見積もりしてみると15万円、20万オーバーになることもしばしばあります。2年に一度とは言え大金ですので家計に優しくはありません。この車検を少しでも安く抑えたいと思いユーザー車検にチャレンジにすることを決意しました。

 代行手数料や整備費用などの抑えることができるものはできるだけ抑え、少しでも家計に優しいカーライフにしていきたいと思います。

  面倒で難しそうなユーザー車検ですがやってみれば以外にも簡単。想像を越える節約になることが判明しました。

 今回、愛車であるH27年式C26セレナ(2000㏄)を奈良運輸支局にてユーザー車検してきました。是非参考にしていただければと思います。

 もちろん金銭的に余裕のある方は専門業者に依頼するのが安心でベストな選択です。必ずしもユーザー車検が良いと考えているわけではありませんのでご了承下さい。

 車についてある程度の知識があり、平日に時間が取れる節約志向の方であればきっと役に立つと思います。

 下記の運輸支局のHPを参考にしていただくと車検制度の知識が深まります。

https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/nara/nara_top/nara_top.htm

ユーザー車検の流れ

step1 陸運局に行く前に準備するもの

前準備として次の5つをご用意ください。

1.故障箇所の修理
2.車検証
3.旧自賠責保険証書
4.自動車税納税証明書
5.定期点検整備記録簿

故障は予め修理

 まず、自分の車が故障していては車検に合格することはできません。明らかな故障がある場合には必ず修理しておきましょう。2度手間になるのがオチです。

 タイヤ、バッテリー、ブレーキパッドなどはamazonで購入して取り付けのみ業者に依頼すると費用が大幅にカットできるはずです。

必要になる書類を準備

車検証(自動車検査証)

旧自賠責保険証明書

 新旧の自賠責保険証明書が必要になりますが新のほうは当日継続手続きをするのでこの時点では旧だけで大丈夫です。 

自動車税納税証明書

 滞納している場合は車検を受けることができませんので必ず納付して収納済印のある自動車税納税証明書を用意しましょう。(※納付して3週間経っていれば無くても良いらしいです。)

定期点検整備記録簿

点検記録簿

 こちらは民間車検場に点検してもらい記録簿を手に入れます。

今回お世話になった民間車検場は奈良運輸支局付近にある郡山車検センターさんです。

http://www.shaken-center.com/

  定期点検整備記録簿6,600円で法定点検(24ヵ月点検)と点検記録簿を作成して頂ける優良店ですので本当におススメです。また、ユーザー車検について色々と親身に教えていただいたので不安が解消され安心することができました。

 この時点で問題がなければかなりの確率で検査に合格できるはずです。

 以上のものが用意できたらユーザー車検を受ける前準備はOK。

 運輸支局の予約システムにて受検日を予約し次のステップに進みます。尚、受検日の2週間前から受け付けています。

step2 車検当日に必要な書類(陸運支局で入手)

 次の書類は全て陸運支局にて揃えることができます。

1.自動車検査票
2.継続検査申請書(3号様式)
3.自動車重量税納付書
4.新自賠責保険証明書

手順1 自動車検査票自動車重量税納付書新自賠責保険証明書   

 まず陸運局E棟に入って⑥検査関係窓口の機械に持参した車検証の下部に記載されている QRコードを読み込ませます。すると予約情報を認識して自動車検査票・自動車税納付書が印刷されます。

E棟
自動車重量税納付書記載 見本

続いてD棟①窓口にて検査手数料印紙2,200円及び自動車税印紙20,000円を購入しそれぞれ自動車検査票・自動車税納付書に貼付してください。また、自賠責保険料20,010円の更新もこのD棟で済ませます。

D棟
自賠責保険証明書

自動車重量税は車種によって違うため国土交通省の資料を参考にしてみてください。 https://www.mlit.go.jp/common/001403201.pdf

手順2 継続検査申請書(3号様式)

 E棟に置いてある継続検査申請書に下のような見本をみて必要事項を記入します。

手順3 E棟④ユーザー車検にて書類確認、車検の受付印をもらう

 これでH棟の検査コース入場の準備はOK、書類を持って車に乗り込み検査レーンに進みます。                                                       

step3 検査項目(ライン検査)

 車に乗ってH棟に進みます。

 全ての書類を入手したらいよいよライン検査です。レーンは6レーンありますが5レーンがスムーズに進むと郡山車検センターの方に教えてもらったので5レーンに並びます。

 実際の検査は大きく8項目からになります。検査官の指示に従ってコースを進みます。

1.同一性の確認 5.ヘッドライト検査
2.外観検査 6.ブレーキ検査
3.サイドスリップ検査 7.排気ガス検査
4.スピードメータ検査 8.下回り検査
検査項目

 モニターや検査官の合図のとおりにすればいたって簡単です。どうしても不安な方は一度検査風景を見学するか、E棟⑥窓口にあるビデオみて頂ければ大丈夫です。慌てず落ち着いて操作しましょう。

奈良運輸支局HPより引用

1.同一性の確認 

  • 車台番号
  • 原動機型式
  • 番号票
  • 種別
  • 用途
  • 車体の形状

2.外観検査

  • 車わく・車体
  • 保安装置
  • 乗車装置
  • 灯火器類
  • 原動機
  • 電気装置
  • 操縦装置

3.サイドスリップ検査

  • かじ取車軸横すべり量

4.スピードメータ検査 

  • 速度計誤差

5.ヘッドライト検査

  • 照射光度
  • 向き

6.ブレーキ検査

  • 制動力測測定

7.排気ガス検査

  • 一酸化炭素
  • 炭化水素

8.下回り検査

  • かじ取装置
  • 緩衝装置
  • 制動装置
  • 原動機
  • 動力伝達装置
  • 車わく・車体
  • 排出ガス発散防止装置
  • 燃料装置
  • 電気装置
  • 走行装置

無事に検査に合格したら

 検査官に合格印をもらいE棟③継続検査窓口にあるクリアファイルに持参した全ての提出書類入れ提出、クリアファイルの番号票を取ります。新しい車検証ができたら番号で呼ばれますので受け取ります。

  1. 自動車検査証
  2. 自動車税納税証明書
  3. 点検整備記録簿
  4. 自賠責保険(共済)証明書
  5. 自動車重量税納付書・印紙
  6. 継続検査申請書
  7. 自動車検査票・手数料納付書・印紙・証紙

 自動車検査証・検査標章(ステッカー)が交付されました。交付された検査標章(ステッカー)はフロントガラス上部に貼ります。

 これでユーザー車検は終了です。検査コースも空いていればあっという間に終わりますので少し拍子抜けした感じでした。

まとめ

ユーザー車検にかかった費用

 結果的にユーザー車検に要した費用は48,810円となり、5万でお釣りが返ってくるという安さでした。

日産セレナ(C26)2000㏄クラス
自賠責保険料20,010円
自動車重量税20,000円
検査手数料2,200円
定期点検記録簿6,600円
合   計48,810円!!

日産ディーラーからの見積もり額が約16万程でしたので約11万の節約に成功したことになります。浮いたお金で沖縄旅行にでも行こうかと思います((笑)

 ユーザー車検に興味を持った方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。定期的に訪れる車検ですので上手く付き合ってより良いカーライフを充実させていただければ幸いです。

それでは失礼いたします。

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